童貞卒業日記


・8月20日
妹で童貞を卒業してから、5ヶ月近く経ちました。
最初の日記で、僕は童貞を卒業したら、日記を書くのを止めると言いました。
事実、あの日以来、一切日記は書いていません。
しかし、どうしても書きたかったことがあるので、これを本当に最後の日記にしたいと思います。
実は、僕は5月に、ついに彼女ができたのです。
そして、その彼女と、つい先日エッチをしたのです。
つまり、妹に童貞を奪われてから数ヵ月後に、本当に好きな人とエッチができたわけです。
しかし、その時の僕は、すでに童貞ではありませんでした。
一応彼女んは、「童貞ではない」ということだけ伝えていました。
まさか、妹に童貞を奪われたなんて、口が裂けても言えませんでした。
初めて、好きな人とエッチをしたわけですが、やはり凄く気分が良かったです。
もし、あの段階でまだ童貞だったら、僕にとっては一生忘れられないぐらいの、最高のエッチになっていたと思います。
しかし、妹に童貞を奪われたことによって、その願いが叶うことはありませんでした。
これからも僕は、「妹で童貞を卒業した」という肩書きを背負いながら、一生を暮らしていかなければならないのです。
しかし、僕は決して妹を恨んではいません。
僕が情けなかったことは事実ですから。